
地元マスコミや専門誌も注目の
SL再生プロジェクトで成長を実感
2022年新卒入社
技術部 機械技術課
Iさん
社員インタビュー
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かつて勇壮な走りを見せていた蒸気機関車を、令和の時代に再度走らせようという大型プロジェクトに参加したIさん。入社3年目の若手にも関わらず、そこで感じたやりがい、そして成長について話を伺ってみました。

入社のきっかけを教えてください。

大学では機械工学を専攻していたのですが、就職活動では特に具体的な目標はありませんでした。ただ、今後も世の中に必要とされる仕事に就きたいという思いがあり、当社の製鉄や食品に関するモノづくりなら安定して働けるだろうとエントリー。当時はコロナ禍の最中でしたが、会社見学で穏やかな雰囲気とワンフロアによるコミュニケーションの良さに魅力を感じて入社を決めました。

これまでどのような案件に携わりましたか?

2024年に定期運行をしていない蒸気機関車を修繕して、再び走らせようというプロジェクトに参加しまし た。これは当社が大型の工作機械を所有しているのと、過去に蒸気機関車の修繕を行った経験からお声がけをいただいたものでした。車両の修繕において、測定作業と関連書類の作成がメインで、およそ半年ほど関わっていました。


そのプロジェクトではどんなやりがいがありましたか?

このプロジェクト以外にも電車の一部を修繕する機会はあったんですが、この時がはじめての大規模案件でした。実際の車両を見せていただいた上で当社に運び込んで精密な計測を行い、その結果から部品の交換を検討するなどの作業を行いました。非常に貴重な車両でしたので、地元新聞や鉄道ファン向けの専門誌からの取材を受けるなど、大きな注目を集めたことに大きなやりがいを感じました。

今後の目標を教えてください。

今の主な仕事は、上司が設計した内容からの作業が中心です。いずれは全体の設計から関わり、手がけた製品が納入されるまで一通りの工程を 自分で担当できるようになりたいと思っています。その醍醐味を感じられるよう、自分時間を有効活用しながら効率よく仕事を進めることを目標としています。そのためにもスケジュール管理やモノづくりの一連の工程に関する考え方を磨いていきたいです。




